午前3:41 パトカーがきたかと思ってビビる

夜寝ていたら、パトカーが来たかと思った。

もちろん、思っただけで来たわけではないのだが、パトランプが光っているように感じたのだ。

小屋の下、およそ150mに、人感センサーを設置していて、何かが通ると電波を発して小屋に設置してある受信機が、光(フラッシュ)と音で知らせてくれるのだが、こいつが夜中たまに反応する。

<上部の半透明のアクリル部分が、フラッシュ>

風が強いときには、周りの木の枝や葉っぱが揺られ反応してしまうことがあるが、風のないときでも、反応することがある。

たぶん、イノッチ(イノシシ)かなぁ?と。

いつもなら、すぐに「あぁ、センサーかぁ」とわかるのだが、今日は、音には気がつかず、なんか、赤い光がピカピカと・・・

「えっ?パトカー?」と思ったわけだ。

とは言っても、センサーの光は、赤ではなく白。

なぜか?

答えは「目をつぶったままだった」から。

まぶたの血管を通してフラッシュの光を感じていたため、赤いランプかと勘違いとしたのだ。

要するに、起きてるんだか、寝てるんだか、中途半端な状態だったってこと。

もちろん、びっくりして目が覚めた。

目を開けると、ピンポーン!ピンポーン!といういつもの人感センサーの音と、白いフラッシュ光だったので安心したのだが。

これは、やっぱり夜中は鳴らないほうが身のためだということで、プログラムタイマーを付けることに。

今までは、夜中でも、「ヤバイ人が来たときに・・・」なんて思っていたけど、夜中に鳴ってもベットから出て臨戦態勢を整えるかというと、まったく何もせず、ただ「そんなことはない」と自分を納得させて寝てしまうだけなので、結局、夜に鳴ってもなんの意味もなさないことが発覚していたのだ。

ここに来て2ヶ月半が経ち、僕が思ったこと。

ハッキリ言って、ここまで来る側の人よりも、この山の中に居る側(僕のこと)の人間のほうが異様で、きっと来る側のほうがビビるってこと。

僕は、山の中に居ることに慣れてきたけど、普通の人は、何が出てくるか、何に襲われるかわからない、真夜中の山になんて入りたくはないわな。

恐ろしいのは、来る人ではなく、こんな山の中に居る僕の方だな、きっと。


via Mark な 人生



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