積み重ねてあったヒノキがすべて薪になり、山に切りっぱなしで倒してあったヒノキを引っ張り出して薪にする作業に取り掛かった。
薪割りを一緒にやろう!と、呼び掛けてから20日。
やっぱり、みんなに手伝ってもらうと、めちゃめちゃ早い。
一人でやっていると、2時間もすると飽きてきて、疲れてきて、集中力が無くなってきて、結局、対してやらずに終了となる。
しかし、二人以上でやっていると、なぜか飽きることはなく、疲れはするが休憩しても話す相手がいるので疲れは消えていき、集中力も途切れることはない。
もちろん、こうした複数での作業の効果はわかっていたが、今までの、建物を建築するなどの作業は、自分でもわかっていないのに、人に何をして貰えばいいかなど、まったくわからないため、手伝ってもらうこともできなかったのだ。
だが、薪割りは、僕自身が2年半やってきて、多少、手順ややり方、安全対策などがわかってきたので、手伝ってもらうことが可能になったのである。
チャップス導入!
今回、みんなにチャーンソーを扱ってもらうための安全対策として、ズボンの上に被せて履く、チェーンソー防御用のチャップスを導入した。
僕は、ズボンのタイプのものを常に履いていて、今まで、何度も切り刻んでいてボロボロになっている。
切り刻んでいるとは言っても、実際に危険な状態に陥っているわけではなく、チェーンソーの回転が完全に止まる前に、チェーンソーをだら〜んと下ろしてしまい、チェーンがズボンに当てってしまって、ビリビリッ!となってしまうことを、何度も繰り返してしまった結果なのである。
ちなみに、何で、何度も繰り返していたかというと、疲れてきているにもかかわらず頑張って切り続け、切り終わって「あー、終わった〜」と安心して、手の力を抜いてしまって、だら〜んと下ろしてしまうことが原因なのだ。
なので、疲れてきたら止める!
という決断は、非常に重要なのだということを学んだのである。
これは、斧も同じで、だらっと振ってしまうと脚に直撃する恐れもある。
ってことで、せめて、チェーンソーで脚を切ってしまうなどという事故を防ぐために、チャップスを導入したのである。
来季分は十分に出来た
薪棚は、幅も高さもバラバラだけど、それでも、こんな感じの薪棚が12個出来た。
次の冬分は十分に出来たと言っていい。
本当助かった。
とはいえ、まだまだ、山には、伐採済みの木々がたくさん倒れている。
2年前に伐採した木の本数は、およそ300本!
さらに、これから伐採したい木は、少なめに見積もっても、ざっと2,000本はある。
ってことで、まだまだまだまだ、終わらない。