愛媛県総合科学博物館

ポルシェセンターの帰り道、愛媛県総合科学博物館に寄った。
せっかく100kmもの道のりを、時間とお金をかけて行くのだから、車を置きに行く以外のことも何かないと、もったいないと思って調べてみると、ちょうどいいのがあった。

東京に住んでいると、“国立”ホニャララという、県とか市とかとは比べ物にならないほどのお金がたっぷりとかかった博物館やら美術館やらがわんさとあるので、どうしても“県立”なんかだと、期待外れに思えてしまうのだが、それでも、とにかく行ってみることにした。

ネットで情報を収集すると、なんだか恐竜の展示が有名らしい。
あと、プラネタリウムもあると書いてある。
特に、恐竜もプラネタリウムも興味はないのだが・・・まあ、いいか。

道を間違えて、とんでもないことに!

四国中央市から、博物館のある新居浜市へ向かうのに、高速道路と並行している国道11号線を西に走っていく。
一応、Google Mapで確認はしたのだが、ナビゲーションはONにしなかった。
なんせ、国道11号線を走り、途中でちょいと曲がるだけ。
に見えたのだが・・・

【博物館 →】という看板が出てきてのだが、もう少し先かと思い、右車線を走っていてしまったため曲がれなかった。
でも、地図で確認したところ、もう少し先を曲がれば良いような気がしたので、次を曲がった。

ところが、道は道でも高速の入り口だった

なんてこった。
高速の入り口に入ってきてしまった。
途中に看板が立っていて『誤進入の方は、一般レーンへ』と書いてある。
やっぱ、間違える人いるよね。

ってことで、一般レーンへ行くと、係の人にこう案内された。

「新居浜まで行って、戻ってきてください」

はっ?
なんで?
どうして?
そこのカラーコーンをどかしてくれればいいだけじゃん!

と、思ったが、現場の係の人に何を言っても「それがルール」と言われるのが落ちなので、文句一つも言いたかったが、素直に従うことにした。
それにしても、変な仕組みである。

高速をぶっ飛ばして隣の新居浜インターまで行くと、一旦レーンを出て、一般道でUターンして、また、高速に乗って、西条インターまで戻れという。
要するに、一旦レーンを入ったら高速道路上ってことで、高速道路でのUターンは、絶対にさせないってことになっているようなのだ。

幸いにも、高速料金は取られないとのことなので、その点は良かったが、それでも、あまりにも面倒な仕組みだし、第一、走りたくもない道路を走るのだから、その分、事故の可能性が増えてしまうのではないだろうか?
僕なんて、ギリギリOUT程度でぶっ飛ばしていたからね。

まあ、それはさておき無事に博物館に到着した。

ほんのり、ルーブル美術館を思わせる?

博物館に到着すると、高速道路を挟んだこっち側に駐車場があり、橋を渡ったあっち側に博物館があるので、駐車場から遠い。
レビューには、「子供用の施設なのに、子供だけではとても行けないような場所にある」と書いてあった。
確かに、だいぶ郊外にある。

それにも関わらず、駐車場は建物から離れていて、さらに立体駐車場ときた。
なんで、こんな郊外にありながら、立体駐車場なんだ?
まあ、その分、歩く距離は少なくなるけど、でも、遠い。不思議だ、不思議すぎる。

建物に近づくと、エントランスが見えてくる。
と、その前に、この、入り口前の広場って、いらなくねぇ?
その分、駐車場でよくね?

まあ、いいや。
エントランスは、ガラスで出来た【とんがりコーン】になっている。
一瞬、ルーブル美術館が頭をよぎったが・・・
で、入り口の自動ドアが・・・斜めになってる〜。
なんだか、入りづらいなぁ。

それも、まあいいや。

想像以上に良かった。恐竜も動くし

中に入ると、いくつかのゾーンに分かれている、どれも、なかなかいい展示だと感心した。
進んでいくと「おっ、いたいた」
ティラノザウルスとトリケラトプス。
実物大なのかなぁ?

彼らは、15分に1回動いて叫ぶ。
僕がいる間にも一度動いたのだが、デカくてリアルなので、小さい子供は怖がっていた。
この恐竜の展示が、評判なんだろうな。

上野にある東京国立博物館やお台場にある日本科学未来館などは、もちろん素晴らしいけど、結構、愛媛もヤル。
愛媛の、まったく目立たない田舎にあるのが非常に惜しいほどだ。
なんで、松山や高松に近いところに作らなかったんだろうな?

あとはプラネタリウム。
レビューによると、画質が今一歩ということだったが、実際に、その通りだった。
「あれっ?ピント合ってない?」と思えるような感じ。
もしかして、本当にピントがあってないだけなのかもしれないけど。
まあ、それでも、悪くはなかった。

今回は、展示を巡るのは途中までだったし、プラネタリウムも全部で4種類あるようだったので、カレヤンを受け取りに行った時に、また来てみようと思う。
あ〜、本当、愛媛にあるだけなのがもったいないなぁ・・・

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