また、新しい家族(メスヤギ)が増えた

OPERAが1歳になったので、どこからかお嫁さんを連れてきてあげようと思っていた。
OPERAをもらってきたところは、ここから80kmほど離れた新居浜市というところだったが、同じ砥部町に35頭ほど飼っている人がいて、そこからメスをもらえることになった。

去勢や避妊を特にしていないと言うことで、子供がどんどん生まれていた。
その中で黒と茶色の子がいて、なかなかかわいかったので、その子をいただくことにした。
オペラが家に来た時と同じ、生後3ヶ月の子である。

オペラも既に名前がついていたので、そのままオペラと言う名前にした。
今回は、茶色い毛並みなので「チャー」と言う名前がついていた。
「ヤギ自身、自分の名前を覚えているわけではないので、好きにつけたら良い」と言ってもらったが、やはり、最初に付けていただいている「チャー」と言う名前を活かしたいと思った。

そこで、家に着くまでの間にどんな名前にしようかと考えながら帰路についた。
オペラとファンがオペラ座の怪人から取ったPhantom of OPERA(犬の名前はスペルは違ってFANTOM)なので、チャーも映画にちなんだ名前でいきたいと思った。

チャー、チャー、チャーと言えば、僕が1番初めに思い出すのがチャーリー・シーンである。
チャーリー・シーンが主演の映画『ノーマンズ・ランド』は、僕が最も好きな映画の中の1つである。
この映画、いつももう一度見たいと思うのだが、VHSしか売ってないのである。残念!

てことで、名前はCHARLIE(チャーリー)に決定した。
チャーリーと言うと、やはり、男性の名前だが、僕は、メスに男性名をつけると言うことを、昔からやっているので、今回も、メスだがCHARLIEにしたのだ。

しかし、FAN(ファン)が実際の名前は、FANTOM(ファントム)と言うように、チャーリーも、呼び方は短縮して「CHAR(チャー)」で行こうと思う。
そうすると、始めにつけていただいた「チャー」と言う名前のままと言うことになる。
これで、めでたく収まった。

OPER、野獣と化す?

かと思い、CHAR(チャー)とOPERAが、直接接触できないようにしておくことにした。
とはいえ、今までの経験から、初めから、まともな小屋を作っても、あまり気に入ってもらえなかったり、移動する可能性があるため、まず最初は、テラスの軒下にした。

軒下に茅を敷き、なんとなく茅で壁を作って、三方を囲まれるようにした。
たったこれだけだが、最初の小屋としては充分である。
オペラの時は、気合を入れてオペラハウスを作ったが、やたら重い小屋になってしまったので、移動するのがめちゃくちゃ大変だった。

その教訓を生かし、ファンの小屋は簡易的に作った。
その後、ちょいちょいとバージョンアップをしていったのだが、この方が正解だった。

そんなわけで、今回のCHARの小屋は、軒下からスタートすることにしたのである。

OPERAもFANも興味津々

CHARが来た瞬間から、OPERAのFANも興味津々である。
何が起こるか分からないので、CHARをさっさと軒下に入れて、正面を網でふさいだ。

OPERAもFANもCHARのところに寄ってくる。
CHARはちゃんとOPERAが同じ種類のヤギであると認識して、OPERAが近くにいると安心するようなのだが、FANの事は怖いらしく近づいてくると全力で逃げようとする。

まあ、当然と言えば当然だ。
ヤギは、捕食される動物で、犬は捕食する動物だから、本能的にそれがわかるのだろう。

当のFANはと言えば、最初は、どういう思いで近づいてきていたのかわからなかったが、FANは、CHARの前で地面に伏せるポーズしてみせる。
このポーズ、後でネットで調べてわかったが「友達になりたいよー。攻撃するようなつもりはないよ、安心して!」と言う意味であることを知った。

ただ、FANもまだまだ子供なので、CHAR飛びかかってしまうため、CHARからは、めちゃくちゃ恐れられてしまっている。

当日から同棲!?軒下小屋も役立たずに

OPERAがCHARの前から離れると、さみしがって泣く。
OPERAがうちに来た時は、確かに泣いたが、少ししてすぐに泣きやんだ。
しかしCHARの場合は、いつまでも泣いている。

これは、OPERAが同種であることと、FANが犬であり、いつ襲われてしまうか分からないと言う恐怖もあるのではないかと思う。

あまりにもうるさいので、OPERAを紐でつないで、CHARの前にくくっておいた。
これで解決かと思いきや、CHARは軒下から何とかして出たいらしく、ガタガタと暴れたり泣いたりするので、最後の手段として、OPERA HOUSEの中へ入れておいた。

最初、OPERAは、自分の家をとられたような感覚だったのか、とても困惑した様子だったが、しばらくして、OPERAも小屋の中に入り、二匹で仲良く小屋の中に収まっていた。
と言うことで、当日からいきなり同棲が始まった。

CHARは、まだ生後3ヶ月なので、妊娠するには早い。
そのために、OPERAと距離を取るつもりだったが、いきなり計画は無と化した。
もうこうなれば、成り行きに任せるしかない。

今後、どうなるのか?

-ANIMAL:動物, MARK'S LIFE:日常
-

© 2024 Mark's LIFE