フィルター交換の2ヶ月前から鳴るうるさい音を消す

僕が使っている浄水器は、Amwayのe-springである。
Amwayは、僕が19歳の時に出会い、20歳になると同時にビジネスを始め、11ヶ月だけやってビジネスをやめた後も、28年間商品を使い続けている。

浄水器に関しては、一般的な活性炭フィルターにプラスして、紫外線殺菌装置までついている。
通常の水道水には、塩素が入っており殺菌されているため、あえて紫外線殺菌装置が必要とは思えないのだが、フィルターによって塩素が濾過された水は、殺菌能力がないため、フィルターを通過した後、雑菌が繁殖する恐れがある。

紫外線殺菌装置は、その繁殖したかもしれない雑菌を殺菌するために付けられているのであるが、うちの場合は、沢の水なので、最初から殺菌されておらず、この紫外線殺菌装置を重宝している。

しかし、この浄水器、欠点が一つある。
それは、

フィルターの交換を促す、ランプと音がウザイ

のである。
フィルターと紫外線ランプは、年に1回の交換となっているが、交換時期の2ヶ月前から、ランプと音で

「フィルターと紫外線ランプ買え〜」

と迫ってくるのである。
「そんな、2ヶ月も前から急かさなくたって買うよ」って思うのだが、このランプと音がウザくてたまらない。
とはいえ、2ヶ月も前に交換しようとは思わないので、2ヶ月間は、このウザイ光と音にがまんしながら使い続けなければならない。

1ヶ月前からは、ほとんど脅迫に近い

2ヶ月前になると、水を出した時と水を止めた時に『ピッ!』と鳴り、本体のランプも赤く点滅する。
これでも、出すたびに「ピッ!」と言われるので、ウザイのだが、これが1ヶ月前になると最悪。

ランプは、常時赤点滅。
ランプの方は、本体を流しの下のほうに入れているので気にならないし、黒ビニールテープでも貼ってしまえば解決するのだが、音はなかなか難しい。

水を出している間中「ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!」と鳴り続ける。
これは、本当にウザイ。

この浄水器は、山に来てから使い始めたので、フィルター交換は今回が3回目なのだが、1年目は、1ヶ月を切った時にあまりにもウザくて、まだ1ヶ月の猶予があったにもかかわらず、早々に交換してしまった。
昨年は、なんとか2ヶ月のウザさを我慢して使った。

そして今年は、もう、このウザイ音には我慢がならないと思い。
完全に音をシャットアウトするべく、対策に臨んだ。

ぶっ壊れてもいい、とにかくヤル!

10万円もする浄水器だが、この音には、とにかく我慢ならない。
なので、今年は、ぶっ壊してでも、音対策に臨むことにした。

まずは、本体のカバーを開ける。
すると、プラスチックで完全に囲われた電子基板が現れる。
この電子基板のどこかから音が出ているのだが、まずは、その発生源を突き止める。

電源を入れっぱなしのまま、カバーを開けておくと警告音が鳴る。
電子基板をよーく見ていくと、黒い小さな筒状の物体から音が出ているのがわかった。

しかし、プラスチックカバーは、しっかりと接着されており開けることができない。
プラスティックカバー全体を、集音材などで囲むこともできない。
すぐそこに、ターゲットがあるのに、手が届かないのだ。

そこで、ぶっ壊れてもいい!
ってことで、インパクトレンチに穴あけ用のドリルを装着し、黒い小さな筒めがけてドリルを突っ込んだ。
ドリルは、プラスチックカバーを貫通し、小さな筒に突き刺さり、途中で止まった。

アダプターを付け電源をONにした。
音はしない。
本体にセットし、本体カバーを被せ、浄水器に水を通してみた。
本来のランプは、正常に光っている。そして

音は、、、しない

成功である。

ウザイ警告音から解放された。
よかった。

28年前に使っていた、初期型の浄水器は、ランプがピカピカするだけで、気にならないレベルだったし、ウザければ、リセットボタンを押してしまえばいいだけだった。

しかし、それで、フィルター交換しない人たちが多かったのか、Amwayは、フィルター交換を

絶対にさせる!

くらいの意思で、新商品を作った。
今度は、リセットボタンはない。
そして、2ヶ月前から警告し、1ヶ月前には脅迫して、フィルターを買わせる作戦に出たのである。

そんな、脅迫じみた警告音に対して戦いを挑み、見事、勝利を収めた。
うん、うん、実に誇らしい。
とはいえ、ちゃんと、フォルター交換は致しますけどね。

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