OPERA(ヤギ)金属のリングとロープを引きちぎって逃走

オスヤギと言うものが、ここまでPOWERが強いとは思わなかった。
0才の頃から、押し合いっこが好きで、相手をしていたが、1才になったときには、もう、押し合いでは負けるようになっていた。
そこで、僕は、ヤギのルールで行う押し合いっこから、人間ルールに変更して対抗。
押し合っても負けるので、足をつかんでひっくり返すと言う反則技でOPERAに勝っていたのだ。
そのくらい、OPERAの力は強くなっている。

OPERAの頭突きが危険のため、OPERA GARDENを製作

OPERAは、今までずっと放し飼いにしていた。
しかし、押し合いっこをやりたいためか、人が来ると、角でグリグリと押していく。
成人男性であれば、喜んで押し合いこをしてくれるが、それ以外の人たちは、あまりにも強い力で押すために、とても迷惑な行為になってしまっていた。
それも、年寄りにまでやるため、ひっくり返って頭でも打ったら大事である。

ってことで、人が来たときには、紐をつけておいたのだが、時に、紐が取れていたり、金具が外れていたりすることがあった。
一体、何を、どうやって紐が取れてしまっているのか?金具が取れると言うのも、まったく理解できないでいた。

しかし、昨日、一つのことがわかった。
OPERAの力が凄まじすぎて、ステンレスのリングがビヨンビヨンに伸びた上、ガッチガチに結んでいたトラロープも引きちぎっていた。

・・・・どんだけPOWERがあるのか、まったく想像できん。

まあ、金属のリングなどと言っても、耐荷重的には大したことはないので、人間でも全身で引っ張れば、ビヨーンと伸びて、紐だって引きちぎれるかもしれない。
しかし、人間と比べると遥かに小さいヤギが、ここまでだとは思わなかった。

結局、ツノを切断した

OPERAの頭突きで怪我をした人はいないが、今後を考えると、まずいことになる可能性はあった。
そのために、紐で繋いだが、結果として紐など引きちぎってしまう。
そして、OPERA GARDENも作ったが、常に、GARDEN内に入れておくわけではないし、実際、本気を出せば抜け出せる。

そう思うと、ツノを切断するのが最も良い方法であると決断した。
人が怪我をしたり、場合によっては年寄りなど、頭を打ってあの世行きなんてことになったら、とんでもないことになってしまう。

ツノを切断したからと言っても、結局は、また生えてきてしまう。
その度に切断しても良いが、OPERAにとっては骨を切られるくらいの激しい痛みのようだから、正直なところ、あまりやりたいものではない。

ただ、ツノを切ったことによって、今のところ頭突きはしなくなった。
それに、以前よりも大人しく、凶暴なところはなくなった。
きっと、ツノが生えてくれば痛みなど忘れ、また元の凶暴さが顔を出すかもしれない。
しかし、人に例えれば、今のOPERAは男子高校生と言うところ、1年経てば20才程度の青年になる。
そうして、大人になっていくことで、凶暴さが減っていけば、毎年のように角を切らなければならないと言うことはなくなると考えている。

逃走して山に入っていったOPERAは・・・

ツノを切った激しい痛み、OPERA GARDENに閉じ込められ、出されても紐で繋がれていては、嫌になってしまっても当然だろう。
紐をブチ切ったOPERAは、山に入っていった。

「あ〜、もうこれでOPERAとはお別れかな?」そう思い、そのままOPERAを見送った。
「CHAR(メスヤギ)も、もしかして、嫌になって家出していったのだろうか?」そんな思いも浮かんだ。

夕方になり、もしかして戻ってきているかもしれない?と、思ったら、戻ってきていた。
「なんじゃい!人が、もうこれで今生の別れだ」と思って、せっかく見送ったのに、草をたらふく食って帰ってきただけだった。

また、放し飼いに逆戻り。ただし、夜はGARDENへ

結局、また、放し飼いに逆戻りした。
繋ぐ紐をワイヤーにして、接続金具をシャックルにする予定だが、普段は、放し飼いにしておくことにした。
そして、電柵で自分の家周辺を囲ったように、入って欲しくないところを防御し、それ以外の場所へは、どこにでも行けるようにした。

ただ、出かける予定がある時は、朝からGARDENからは出さないと決めた。
頭突きは、ツノがないため、今のところ人が来ても大丈夫なので。

早速、いたずらOPERA

放し飼いにした途端、やっぱり、いたずらOPERAが顔を出した。
何度も、入ってはいけない!と言ってきた作業小屋。
昼間、扉を開けておいたら侵入。

ネズミ捕りのために仕掛けておいた、粘着シートと餌のとうもろこし。
そのとうもろこしを食べようと、OPERAは粘着シートに顔を付けた。

結果、顔に粘着シートがべっとりとくっつき、なんとかシート自体は取れたものの、顔中、粘着材がベトベトに付いてしまった。
まあ、これも自業自得ってことで。

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