「嘘をつかないと約束した日から裏切りが始まる」
尾崎豊の歌詞の中に、こんなフレーズがある。
恋人や夫婦間で、「お互いに嘘をつかないようにしようね」という約束のことだ。
始めのうちはいいが、そのうち裏切りが始まるというわけ。
解決策はないのか?
そんなことを考えてみた。
そして、こうすればいいんじゃないか?
という一つの答えにたどり着いた。
それは・・・「誰に対しても何に対しても、嘘をつかない」
「お互いに」という限定をすると言うことは、
他では嘘をついている可能性があると言うこと。
わざわざ「嘘をつかない」ことを約束すると言うことも、
嘘をつくのが普通で、お互いだけは嘘をつかないようにしようってこと。
要するに、嘘つきであることが前提になっている。
だったら、嘘つきじゃなければ、約束の必要もない。
ちなみに、僕は嘘をつかないようにしている。
もちろん、嘘をついたことはある。
しかし、嘘をつかないことを基本にしている。
親しい人にはもちろん、
まったくの他人にも、
そして、自分自身にも。