一昨日の夜、寝ていると妙に寒かった。
昨年の真冬でも、こんなに寒かったっけ?と思えるほどだったのだが、布団から出ずにそのまま寝てしまった。
あとで思い出してみると、目が覚めた時、少し、喉が痛い感じがしていたのもあった。
そして朝。
目覚めてみると・・・
やっちまった!
窓が開けっ放しになってる。
真冬でなかったのが幸いなのだが、逆に、真冬であれば、あまりの寒さに気が付いていただろう。
中途半端に寒かったのが、起き上がって、いつもとは違う様子を確かめることをしなかったことに繋がった。
顔が熱い。
こりゃ、完全に熱がある。
喉も痛い。
完璧に、風邪をひいている。
やられちまったよ。
しかし、幸か不幸か、この日に限って病院に用事があった。
熱っぽい体を携えて病院へ。
病院への用事は、風邪とは関係なかったが、処方箋を出してもらった。
普段、風邪を引いても、自然治癒力に頼り、水分をたくさん摂って寝るだけで、薬などは飲まないのだけど、翌日には、悪化するというのが、中年になってからのパターンだったので、早めに抗生物質を飲むことにしたのだ。
すると、「抗生物質って、こんなに効き目が強いのか!?」とびっくりするほど、顔の火照りが消えた。
というか、逆に冷たくなってる感じがする。
抗生物質だけじゃなく、解熱剤も含まれているのだろうか?
冷たい顔を触ると、風邪が治るってことよりも、こんなに冷たくなって大丈夫かオレ?という心配になる程だった。
しかし、一晩明けてみると、顔の温度は通常通りに戻り、風邪の症状は、頭が痛いのと、喉が痛いくらいで、いつもの悪化する状態にはならなかった。
やっぱり、抗生物質の威力って凄いんだということを感じた。
薬というのは、主作用が強ければ、副作用も同じように強いもの。
なので、むやみやたらに飲みたくはないが、こうも、主作用の効き目が強いと、頼りたくなってしまうのもあり得ることだと実感した。
それでも、この年齢になると、一度引いた風邪は、そうそう完治しないので、最低でも二、三日は静養しようと思う。