この写真、イチジクがちょっとしか見えてない。
けど、結構入ってる。
それは、そうと、イチジクパンを作ってみた。
僕が、こっちに来てから、山を降りたところに「晴れの日」というパン屋ができた。
開店当初は、お客さんが少なかったが、ある時、テレビに出た。
砥部町のいろんなものを紹介するというコーナーで、知り合いの子供が映るってことで、僕も、見せてもらっていたのだが、その中で、近所のパン屋も紹介された。
それからというもの、テレビにたびたび登場したり、雑誌に載ったりして、連日、お客さんで賑わうパン屋になったのだ。
そこの一押しが、イチジクパン。
干しイチジクを、ワインで煮込んで入れてあるとのことで、とっても旨い。
いや、それを真似た訳ではない。
ネットで、小麦粉を買うのに、強力粉・全粒粉・天然酵母・・・たまたま、乾燥イチジクを買ってみただけなのだ。(ホンマカイナ?)
ってことで、イチジクパンを作ってみた。
乾燥イチジクを、晴れの日と同じようにワインで煮込んでみればよかったのだが、そのままちぎって投入。
出来上がりを食べてみると・・・ボケてる。
全粒粉の旨味が減り、イチジクも大して美味しくはない。
両方の良さを、お互いに消してしまっているようだった。
ってことで、これは、明らかに失敗!
全粒粉パンは、小麦粉そのものの味が旨いので、やっぱり、何にも入れない方が良いという結論に達した。
人生と同じ。
お後がよろしいようで。