台風、過ぎてった。

今回の台風10号は、超大型で強力、さらにゆっくり、そして、豊後水道を抜けてくるということで、こりゃ、確実に、災害コースだってことだったけど、いつの間にか、通り過ぎてた。

何度か、強い雨の時間帯はあったけど、ずっと降っているのではなく、時には止んで、なんとなく晴れちゃってる?くらいの時もあり、いつドバーッ!ドシャー!ズンデケデン〜!なんてことになるのかと構えていたんだけど、そんなイベントは何も起こらず終わってしまった。

どうやら、豊後水道には入ったには入ったけど、少し東に逸れて四国上陸って感じだったようだ。
ちょうど、

僕の真上を台風の目が通過していった

ってこと。
それも、あって、それほど雨も風も強くなかったと思われる。
それよりも、近畿地方の方が、よっぽど降っているらしい。

今年で、3回目の夏なのだが、台風が近づく度に、地元や東京の友人が心配をしてくれる。
しかし、ほとんどの場合、ニュースなど言っているほど、現地(僕のとこ)では、なんていうことはなく、意外にものんびりと過ごしているのだ。

もちろん、昨年の西日本豪雨や、一昨年の長雨によって、土砂崩れや河川の氾濫などいろいろとあったが、それでも、それ以外の地域では、ひどい災害に見舞われることは多くない。

こっちに来た時に、地元の人たちから

「この辺は、災害が少ないんよ」

という話をよく聞いた。
その理由の一つが、四国を横断している山々が関係している。
ニュースで「四国の最大降雨量は1200mm」などと言われた時、四国以外の人たちは「四国全域」と思ってしまうが、実は、ほとんど、四国の南側(高知、徳島、愛媛の南側)に雨が落ちてしまっている。

この時「愛媛県に警報が発令」などとなると、僕の住んでいるあたりも?と思われるのだが、実際は、愛媛の南側、南予(なんよ:伊予国の南側ってこと)と言われている地域である事が多い。
実際、昨年の豪雨災害も、ほとんどの被害が南予に集中しているのだ。

四国を横断してる山々を雲が通過して来ても、僕のところの場合、南側に山を背負っているため、さらに雲をブロック出来ている。
そのため、もっと、想像するよりも被害が少なくて済んでいるのだ。
もちろん、山なので、平地よりも被害が出やすいのは言うまでもないけど。

って事で、とりあえず、今回の台風10号では、何事もなく終わった。
しかーし、昨年は、9月に大災害が起こっているので、まだまだ、過ぎ去ったわけではない。

二度あることは三度ある

今回のように構えて待っているときは、大概、何事もなく、甘く見ているときや、油断している時に限って、災害が起こるって言うのが定番なので、そんな時は思い直して注意しないといけないだろう。

地震に関しても「南海トラフ」来る来る!
と、言われている時は、たぶん来ない。
そして、忘れた頃にやってくるものなのだ。

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