五右衛門風呂、もちろん薪で焚くのが本当の使い方なんだけど、今まで一度もやってなかった。
深夜電気温水器なる、文明の利器があるわけで、蛇口をひねるとお湯が出る。
そのため、この3ヶ月、常に深夜電気温水器頼りだったのだ。
しかし、いつも感じていた、電気代の高額さ。
四国電力が高いのもあるのだけど、電気の使用量を見ても、深夜以外の利用量は、月およそ100kwhに対して、温水器だけで、およそ300kwhも使っている。
いくら、深夜電気が安いからといっても、あまりにも使いすぎだ。
そのために、この3ヶ月、節電に心がけてきた。
まずは、設定温度を、「低」にした。
今までは、「高」で、およそ90度を維持していたものを、「低」にすることで、53度になった。
これで、使用量が減るだろうと思いきや、逆に増えた。
もちろん、気温が低くなっているというのは、理由にあると思うが・・・愕然とした。
さらに、今回不可解だったのが、東京に行っている間、温水器のブレーカーを落としているにもかかわらず、同じように電気がかかっていたこと。
これは、あまりにもおかしい。
ブレーカーを落とし忘れていたのか?と思ったけど、戻ってきてからONにした記憶もあるし、戻ってきた当日は、温水器のお湯はぬるくて銭湯に行ったのだから、間違いない。
ということで、今度は、200Vのブレーカー自体を落として、完全に通電できないようにしてみた。
で、本当にメーターが回っていないのか?どうなのか?どの程度お湯の温度と湯量が維持されるのか?調査&原因を探る。
ということで、こりゃ、もう、温水器に頼る生活は、改めなければならないと思って、いよいよ、薪で焚いてみることにしたのだ。
釜の中を覗いてみると、古い灰が、土になっていた。
それを、全部取り出して、火をつけてみる。
が、すぐに消えてしまう。
煙突が詰まっているのか?内部が湿気ているせいか?
なかなか、点かなかったが、ようやく火が灯った。
ネットで、火のつけ方だとか、コツだとかを検索して、なんとか点いた。
で、火をつけてから、約一時間。
湧きましたー!
入ってみます。
まあ、入ってみた限りでは、温水器のお湯と大差はないんだけど、しばらく入ってみて、出てみたときに、なんか違うかも?と思った。
それは、出ても寒くないってこと。
ちなみに、外は雨、気温は15度。
これは、火とか炭とかから出る、遠赤外線効果なのだろうか?
なんとなく、温泉から上がった時の、ぽかぽかした感じがあるような気がする。
気のせいかもしれないけど。
そんなわけで、初の五右衛門風呂、薪で沸かすの回、無事終了ってことで。
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