2ヶ月ぶりの、羽アリ集団

羽アリ。

ここにきた初めの日、まだにびっしりとくっつき、まだ網戸の無い部屋の中に、どんどん侵入してきた小さな物体。これがまた、数がすごい。

しかし、その次の日には、さっぱり見なくなっていた。

そして2ヶ月の時が過ぎた昨夜。

再来した。


常に飛んでいるというよりも、歩いている方が多い気がする奴ら。

そのため、捕まえやすいのだが、とにかく多いのと、ゆっくりと歩いて、侵入路を探すので、小さな穴から部屋の中に侵入してしまう率が高い。

蚊のように刺すとか、アブやブヨのように噛み切って毒を注入するとかいう危険は無いんだけど、いかんせん、すぐに噛み付く。

僕の印象は、獰猛なやつらなのだ。

蛾っていうのは、見た目のキモさもあるけど、飛んだ時の、あの粉が困る。

害は無いらしいけど、気分的にとっても嫌よね。

そう考えると、ゴキブリなんてマシな方。

考えてみれば、ゴキブリは、刺しもしないし、噛みもしないし(噛むのか?)、粉も飛ばないし、殺される最大の理由は「なんかキモい」という理由。

もちろん、なんらかの病原菌を媒介するなどの理由もあるけど、「ぶっ殺したい!」衝動にかられる一番の理由は「なんかキモい」である。

ところで、なんで2ヶ月前の7月7日から、ほとんどその姿を見なかったのに、2ヶ月経って9月4日に出てきたのだろう?

気温かな?そして、天気もあるか?

そんなことを追求しようとも思わないが、不思議なものだ。

自然界に生きている草木や昆虫、動物たちは、まるで、カレンダーでも見ているかのように行動している。

人間だって、本来は、「感じていた」のだろうけど、今となっては、カレンダーと時計に頼っていて、感じるという感覚が鈍ってしまっているのだと思うのだ。

僕は、ここにいて、「感じる」感覚を取り戻せるだろうか?

とにかく、羽アリ。

2ヶ月前は、だいぶ噛みつかれたけど、昨夜は、相棒がガンガン吸い込んでくれたのと、電気回りに集まってくるので、出入り口ではなく、網戸も無い窓のところで、電灯を煌々と炊き、そっちに集めておいたおかげで、被害はなかった。

俺も、ちょいとは知恵をつけたぞ。フォッフォッフォ


via Mark な 人生



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