今日、窓ガラスを掃除した。
先日、自作虫除けを窓に吹きかけてみたところ、アルコールの影響か、グローブの汁なのか、窓ガラスが染みになってしまったので、ガラスの掃除をすることにしたのだ。
青山のスタジオで、使っていた、スクイージーの延長ポールが、とうとう役に立つ。
2年ぶりの登場である。
窓掃除をしていて思い出した。
先日、「意外と、窓が汚れてない」と言われた。
その時は、さほど気にしていなかったが、今、思い出してみると、確かに汚れてはいないな。
東京にいた時を思い出してみると、雨が窓に吹き付けた後などは、結構汚れていたものだ。
この小屋も、窓に雨が当たらないほど、軒が出ている訳ではないので、当然、雨は当たっている。
でも、なぜ、汚れないんだろう?
もちろん、今流行りの、光触媒とかではない。
そうか!
雨が降ると汚れるのは、雨自体が汚れている訳ではなく、大気中の汚染物質を雨が吸着して窓に当たるから汚れるわけだ。
特に、ディーゼルエンジンから出る、黒煙などの物質が大きいのだろう。
それを考えると、ここには、大気を汚染するものがない。
どこか遠くから運ばれてくるものがあるかもしれないが、少なくとも、ここあるのは、自分の車と、チャーンソーと草刈機のエンジンだけだ。
あとは、郵便屋さんと宅配の車。
一般車が、ブンブン走っているのは、ここから2kmも先。
それも、ずっと低い場所なので、よっぽどでなければ、この場所に、排気ガスが来ることはないのだ。
だから、雨が降っても窓が汚れないということなのだ。
そう思うと、改めて、空気が良いということが実感できる。
正直、今まで、空気が良いとは思っても、あまり実感はしていなかった。
東京に暮らしていて、空気が悪いと思ったことはないし、田舎や山に来て、空気が良いと感じるのは、気分ってのもあるだろう。くらいに思っていたのだ。
窓が汚れないというのは、空気がきれいだという証拠になるとは、新しい発見をした。