対ハクビシン、第2戦「スモモ決戦」の勝利

勝利宣言!

対ハクビシン、第2戦「スモモ決戦」の勝利を宣言する。
と、高らかに宣言はしたものの、序盤に2/3程度は、食べられてしまっているので、現実には、負けに等しい。
しかし、最終的に、1/3ほどの実は、熟して収穫するまで守り切ることができたことは、勝利と言ってもいい。

この功績は、実は、僕と言うよりも、OPERAとちょっとだけFANの活躍による。
OPERAを、スモモの木の下へくくっておいたことによって、ハクビシンが木に登れなくなってしまったのだ。
隣にある、小さな木の枝から飛び移って食べていたのだが、翌朝には、その木の枝は折っておいたので、それ以降は被害なし。

FANは、何日かスモモと柿の木の前に置いた犬小屋の中にいて、その間は、ハクビシンも来なかったが、FANは、すぐに夜どこかに行ってしまい、小屋で寝なくなってしまった。
FANは、臆病なので、ハクビシンが姿を現したことに恐れをなして、夜、小屋で寝ることができなくなってしまったのだろう。
まあ、それでも、数日は頑張ってくれた。

そんなわけで、昨日、無事に収穫を行うことができた。
熟れ熟れに熟れ、紫色になった実を食べてみると、ものすごく甘く、まさにモモ。
スモモの「ス」は、酸っぱいの「ス」かな?と、思うが、熟すと、酸っぱさが消え、とても甘くなることを知った。
ここまで熟したものは売ってないし、そこまで木の上で熟させることもないだろうから、これは、なかなかレアな食べ物なのである。

今回収穫した量は、コンテナに2杯分くらいだろうか?
一人ではもちろん、数人で食すには、とても食べ切れないほどの量がある。
それでも、2/3はハクビシンに食べられ、残った1/3のうち、収穫したものは半分程度なので、全体の1/5ほどしか収穫していない。
全部収穫できたとすれば、コンテナ10杯分ほどになったと思うと、本当にすごい量だ。

ちなみに、たんまりと実った理由は、きっと、僕の糞尿のおかげであろうと思われる。

隣にいるのは、ムッティさん

次回は、第3戦「柿争奪戦」

次の戦いは、去年と同じパターンだとすれば、夏の終わりにやってくる。
柿が、まだまだ青いうちから食べ尽くしにやってくる。

去年は、果実用の袋を、実が小さいうちにかけておいて、守っていくつもりだったが、そんな程度の防御では、奴らに対抗できず、朝、見に行くと、柿の木の下に、取り払われ、破り捨てられた袋がゴロゴロと転がっていた。
まだまだ、これから大きくなっていく柿の実が、夏の終わりのまだ小さいうちに、すべて食べ尽くされていってしまったのだ。

袋なんていう生やさしいものでは、奴らに対抗できないことがわかったので、今年は、徹底抗戦を挑む。
今回のスモモ決戦では、序盤、けちょんけちょんにやられてしまったが、後半、巻き返すことができた。
柿は、もともと木が小さく、実も少ないので、序盤から徹底的に死守していかなければならないのである。
すでに、ハクビシンがきているかどうかをチェックするため、木の周りにネズミホイホイを巻き付け、足跡がついているかどうかチェックしている。

第1戦でのビワの悔しさは、必ず晴らす

第1戦「ビワの実、攻防戦」では、完全完璧に、完敗した。
目の前で、何匹ものハクビシンにビワの実を平らげられ、追い払っても、次の日には来ていた。
きっと、次の日ではなく、追い払っても、きっと、すぐに来ていたのだと思われる。

ビワの実は、黄色く色づくことなく、数千の実が緑色のうちに、ハクビシンの腹の中に収まっていった。
そのため、スモモの木の上に見たハクビシンは、でっぷりと太ったヤツだった。
そこまで、丸々と太っても、まださらに、何百というスモモをたらふく食おうというのだから、欲望にキリがない。

まだまだ、戦いは終わらない。
完全勝利を手にするまで、僕は、手を休めることはしないゾ!
さあ、来いハクビシンども。

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