レジ袋有料化とマスク着用・・・強盗か万引き犯のよう

レジ袋が有料化された。
とは言え、3円とか5円とかなので、別にどうということはないのだが、なんだか、もったいなくて「レジ袋はいりません!」と言ってしまう。
まあ、持てる分には、なんてことはないし、店内へ袋を持ち込むのを忘れていても、車に入れてある袋を取りに行けばどうということはない。

手間は増えたが、今までのように、レジ袋をストックしていると、溢れるほどになってしまうことは、これからはなくなるだろう。
今まで、店側が、何でもかんでも袋に入れて渡すことをしすぎていたように思う。
コンビニなどで、ペットボトルの飲み物を買うと「そのままでいいですか?」と聞かれることがあったが、こうしたことを、どんな店でも推進することが必要だったのではないだろうか?

結局、すべてのレジ袋を有料にして売らなければならないという極端な事態になってしまった。
卵を買うのに、自動販売機で購入することが多かったのだが、網に入った卵が出てきて、脇にビニール袋が置かれていたのが、撤去されてしまっていた。
卵が割れてしまった時のために袋があるのだと思うが、これでは、袋を持っていないときに、卵を買うのに躊躇してしまう。
まあ、今まで割れて惨事になったことはないが、かなり不便に思う。

スーパーでも、買う点数を気にするようになった。
店内へ袋を持って入る習慣が、まだ付いていないので、店に入ってから、手で持って出られる量の買い物で済まそうという考えになり、今までよりも、購入点数が減り、購入金額も比例して減った。
そのうち、袋を持って入店することが習慣になるようには思えるが、当面、消費額は減る。

少し前、助っ人が三人泊まり込みで来ていた時、雨のためみんなで出かけた。
その際、大型ショッピングモールへ行ったのだが、山にいる時には、マスクなど付けていないので、そのまま、店に着き気にもせず店内に入って気がついた。
僕たちを除き、マスク着用率100%だったのだ。

この時、マスクを持っていたのが一人だけ。
僕は、そそくさと店を出た。

このマスク着用という習慣が、いつまで続いていくのかわからないが、かなり長い間、続くように思える。
もしかすると、外に出る時は、マスク着用というのが、服を着るのと同じように、今後、永遠に習慣化されるのではないか?と、不安にも思う。

さて、実際にマスクをして、買い物をした後に、商品を手に持って出てくると、強盗か万引き犯のような気分になった。
心の中で「ちゃんと、お会計済ませましたよ」と呟きながら店を出てきたが、もう一つの思いも浮かんだ。
これって、お会計したかどうか?かなりわかりにくい。
ってことは、万引きしやすくなった?
商品を隠すよりも、手に持って外に出てしまった方が、疑われにくいんじゃないか?と。

こうした分かり難さが、万引き件数を増加させることになったら、きっと、自動精算システムが普及していくことになるだろう。
そうすれば、もっと便利になるし、万引きもかなり出来にくくなる。

一時的に見たらマイナス要素ばかりに見える出来事であっても、結果的には、プラスに振られていくことに繋がっていく。
どんなことも、プラス面だけとか、マイナス面だけとかなんてあり得ないものだ。

山暮らしも、プラスも大きいが、マイナスも大きい

都会の苦労と、田舎の苦労ではまったく違う。
それでも、どちらも苦労があるだけではなく、メリットもある。
その内容が大きく違っているだけだ。

そして、メリットとデメリットは、同じ部分から派生していることも、都会だろうが田舎だろうが変わりはない。
僕自身が感じていた都会のメリットと言えば、人・物・金である。
出会う人々が洗練されていて、会話も楽しい。
かたや、つまらない人、騙す人、会いたくない人々も多い。

物は豊富にあり、それらはお金を出せばいくらでも手に入る。
しかし、お金がなければ、都会では、多くの都会的メリットを享受することはできない。

山では、最も大きなメリットは自然だ。
しかし、この自然は、最大のデメリットでもある。

メリットは言うに及ばないだろうが、デメリットは、僕がいつも苦労している虫や獣、そして、自然災害である。
その代わり、お金によって苦労することはあまりない、
プライスレスな物や事は、いくらでもあり、食べ物は作ればいいし、住むところもお金はかからない。

そんなわけで、レジ袋が無料が良いとか有料が良いとか言う議論は意味がなく、家は賃貸か持ち家か?とか、都会がいいとか田舎がいいとか、何でもかんでも、どちらが正解か?と言うことを決めたがる人々が多いが、結局は、どんなことでも、メリットとデメリットは同じだけあると言うことなのだ。

結局は、どっちでもいいってわけなのだな。

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