僕の座右の銘である、
「超・自己中心的主義であれ」
通常、自己中心的というのは、
悪い考え方だと捉えられがちです。
しかし、皆、なぜ生まれてくるのか?
それを考え続けていくと、
「他人のために生まれる」ということは
あまり、考えにくいような気がします。
自分がこの世の中で100年あまりのうちに
何かを成そうとするからではないでしょうか?
また何のために生きているのかと言うことも考えると、
これもまた、他人のために自分の人生を尽くすというと聞こえはよいでしょうが、
それだけでは、「自分が生きている」ことの意味が曖昧になりそうな気がしてしまいます。
そこで、私は、常に自分のことを第一に考えることとしました。
「自分が最大の利益を得る為にはなにをするのか?」
この問いに対して常に答えを出すこととしたのです。
そこで、こんな例を考えてみます。
下記の3者のうち、最も多くの利益を得るのは誰でしょう?
1.従業員
2.経営者
3.投資家(オーナー)
単純に考えていただくと、
ほとんどの方は「投資家」であることが分かると思います。
次に、最も早く利益を手にするのは誰でしょう?
それは「従業員」です。
従業員は、働いて1ヶ月後には利益を得ます。
経営者は、おおよそ1年後には利益を得ます。
投資家は、早くても3年から5年は利益を得ることが出来ません。
ここで分かるのは、早く利益を手にするの者は、
最も利益が少なく、最も多くの利益を得ようと思ったら、
最も遅く利益を得る、投資家になることだということが分かります。
ここで言う投資家とは、投資するのものは「金銭」ですが、
僕は、金銭に限らず、持っているものすべては投資できると考えました。
僕が投資できるものは「知識」「経験」「技術」「時間」「労力」などです。
これらを惜しみなく投資し、
回収も、金銭での回収を望むのではなく、
自分が必要とする、あらゆるものを回収対象に考えました。
誰も知らない知識、誰も味わったことのない経験、誰も持っていない技術など、
徹底的に追究し、それを、どんどん外に出すことで、
僕は、さらに新しい知識・経験・技術を手にしてきました。
これこそが、人生の醍醐味だと感じています。
もちろん、投資しても回収できないことなども多くありますが、
そんなことは気にしません。
常に、莫大なリターンを考えて投資すること、
それが、
「超・自己中心的主義者」の考え方なんです。
ここまででうまく理解できない方は、
次のことを実践していただけると良いかもしれません。
それは、「先に、相手に利益を与える」ということです。
結局の所、自分が最大の利益を得るためには、
相手に利益を与え、そして、利益を頂くというのが基本です。
自動販売機の前で、
「ジュースを出したら金を入れるっていってるだろー、ジュース出せー」
と、叫んでいる人がいたとしたら、あなたはこう言ってあげるでしょう。
「先にお金を入れないとジュースは出ませんよ」と。
あなたは、自動販売機の前で叫ぶ人ではありませんか?
僕は、先にお金を入れて、ジュースが出てくるのを待つことにしています。