28日間のNew Yorkを振り返る その1

さて、旅の始まりはまず荷物ですね。

今まで、飛行機で行く旅でほとんど行ってからか、
帰ってきてから体調を崩すというのが定番でした。
当然「疲れ」というのがあるのでしょうが、
今回、僕は、その原因が「空気の乾燥」になるのではないかと思ったんです。

飛行機の中で寝ると、どうしても乾燥していて
風邪を引きやすくなる。今回も、咳をしていた人がいたのですが、
僕は、乾燥対策と寒さ対策を考えました。

そこで重要アイテムの一つが「ウェットマスク」

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マスク内部に濡らしたガーゼのようなものを仕込んでおくマスクなんです。
実際、普通のマスクでも十分効果があると思いますが、マスクは重要でした。

そして、行きはダウンジャケットと厚手のストール、
これは、エコノミーの薄いブランケットと違って、
ビジネスにはシングルふとん大の薄めの羽毛ふとんだったので、
正直、一切不要でしたね。

ANAでは、パジャマが借りられるし、
ユナイテッドでは、厚めの靴下をくれました。

ただ、足下は寒くなる可能性があったので、
ホッカイロは念のため持っている方がよいです。
今回も、帰りは両足に、貼るホッカイロを6個くっつけてました。

ユナイテッドでは、パジャマの存在が確認できなかったので、
スウェットの上下を持参。機内にいる10時間以上はスウェットで過ごします。
服がシワにならないし、汗にならないし快適です。

あと、今回現地調達したのが、
またまた乾燥対策ですが「加湿器」
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ニューヨークは、予想以上に乾燥していて、
ただ、気温がさほど低くなかったためなくてもいけましたが念のため調達。
旅行用のコンパクトなヤツにして、
寝ているときに、ちょうど上からミストサウナのように振ってくるように工夫しました。

そして、長期滞在で以外と困ったのが「水」です。
一日2-4L飲むとなると、毎日重い思いをして運ばなければなりません。
そこで、こちらもBLITA調達。
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持って行ってもいいですが、毎回現地調達で使い捨てでもよいかとも思います。
デカイですからね。その割りには安いので。

あと、以外といつも気に病んだのが「1ドル札」の調達です。
行くときの両替で、1ドルを30枚程度用意していたのですが、
チップや細かい買い物のときに出していると、あれよあれよとなくなっていきます。

そして、いざチップを渡そうと思ったら・・・ない。
そうなると、どうしてよいやら。
5ドル札渡して、4ドルくれってわけにもいきません。(>_<) なので、毎日1ドル札が何枚あるか数えてました。
足りないと、10ドルや5ドルで支払って、1ドルを確保なんてことを。
なので、1ドル札を山ほど持っている方が、
その辺は安心かと。

持ち物は、そんなものかな?
あとは普通のもので。結構頑張って現地調達するのもおもしろいですね。

さて、さて、今回はマイレージの特典ビジネスクラスの旅で、
行きはANA帰りはユナイテッドとそれぞれ2つのビジネスクラスを堪能できましたので、
その差をご紹介してみたいと思います。

$【Mark BLOG】-ipodfile.jpgANAビジネスクラス

$【Mark BLOG】-ユナイテッド ビジネスクラスユナイテッド ビジネスクラス

まず、シートはANAがいいですね。
隣との席が互い違いになっているので、
個室っぽいです。
窓側の席でなくても、テーブルの隣が窓なので、
外を眺めることは容易に出来ます。

ただ、今回に限ってかもしれませんが、
寝るのはユナイテッドのほうがよかった。
なぜなら、ユナイテッドの方にはファーストクラスがない!
ってことは・・・そう、座席位置がファーストクラスの位置(前の方)にあるんです。
なので、静かでした。振動もないし。

ANAの場合は、翼の横あたりなので
エンジン音と振動が結構響きましたね。
まあ、フルフラットにして寝ているときだけですが。

テーブルも断然ANAがいいです。
ユナイテッドは従来型の横から出すタイプ。
ANAは、前から引っ張るタイプで頑丈だし、まっすぐだし、縦に大きいので使いやすい。
ちょっと邪魔なときは、前の方にやっておけば、
物を置いたまま座席から立てます。

では、次に肝心なのはキャビンアテンダント(スッチー)です。
この方々によって、旅の善し悪しが決まると言っても過言ではありません。
これは、どちらもよかったです。
ホント、いままでのエコノミーとは大違い。
あと、ちょっとした考え方の違いでしょうが、
気の使い方が違いました。

それは、フライト中の食べ物なんですが、
メインの食事以外に、適当に頼める物がいくつもあります。
ANAの場合は、言えば持ってきてくれますが、言わなければ持ってこない。
まあ、普通ですよね。
しかし、ユナイテッドの場合は、ある一定の時間が過ぎると
「メシ食うか?」って聞いてくる。
どちらも、気を使ってくれているのは同じなのですが、行動が違うんですね。

そして、メシです。

【ANA機内食】
【Mark BLOG】-ANA機内食

【Mark BLOG】-ANA機内食
【Mark BLOG】-ANA機内食

【ユナイテッド機内食】
【Mark BLOG】-コンチネンタル機内食
【Mark BLOG】-コンチネンタル機内食
【Mark BLOG】-コンチネンタル機内食
【Mark BLOG】-コンチネンタル機内食

ANAは、何を食べてもおいしかった。
ユナイテッドはというと・・・やっぱり、アメリカの飛行機の中で和食はいけませんでした。
95%和食なんですが・・・ちょっと違う感じが。という、
ニューヨークでも何度か経験した、なんちゃって和食でしたね。
しかし、それが分かってからは、洋食物に切り替えたら、すべておいしかった。
パンも、飛行機の中のパンが最もおいしかったくらい。

ビックリだったのがフルーツ。
トイレに行きがてら、CAの待機場所へ
黒人のCAのお姉ちゃんに「フルーツ頂戴」って行ったら、
棚を開けて「どれがいい?」って。
そこには、バナナ、オレンジ、リンゴがあり、
「取ってっていいよ」って、
あれっ?バナナは確かにそのままでいいけど・・・
オレンジとリンゴってそのままかよ!

そこで「カットしたいんだけど」
というと、ナイフを取り出して半分にバシッ!
「はいよ」ってそれだけかよ。

ということで、バナナ、りんごそのまま、半分に切られたオレンジを持って席へ。
(*上記写真)
ANAのときは、盛り合わせで出してくれたんだけど。
まあ、いいかこういうのもね。

そして、出国審査や入国審査は、
やっぱりエコノミーとは違う!
「アメリカは待つのが常識」みたいな言われ方をしますが、
実際、今回は、ほとんど待ってません。
「あれっ?終わり?」っていうくらい簡単。

帰りのbaggage claimへ行っても
まだ荷物が出てきていないし、
出てきてからは、6番目に出てきたので、
ほんとスムーズ過ぎるくらいでしたよ。

総評をしてみると・・・どっちでもいいかな。
ただ、ANAは日本語ALLで、
ユナイテッドは、日本語(カンペキ)が出来る中国人(多分)が一人でした。
けど、ほぼ大丈夫。なんとかなります。

今回の旅で分かったこと。

「なんでもなんとかなる」

「体調管理は乾燥対策」
そして
「ビジネス・ファーストは楽」(当然か?)

でした。

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