1年前の9月。
この山に引っ越してきて2ヶ月が経った頃、この周辺が豪雨に見舞われた。
その時、僕はちょうど東京へ行っていて、奥さんの実家でニュースを見ていた。
携帯には、警報情報がひっきりなしに入り、ニュースでは、川の氾濫、土砂災害、床上浸水などの被害が報道されていた。
まさか、そんな事態になるなんて思ってもみなかったので、まだまだ暑い季節だったこともあり、僕は、小屋の窓を開けっ放しで東京に来ていたのだ。
きっと、室内はビシャビシャだろうなぁ・・・と諦めていたのだが、幸いにも風はひどくなかったようで、室内に雨は振り込んではいなかった。
しかし、豪雨の爪痕は、土砂崩れという形で残っていた。
うちの山へ上がる道沿いが二ヶ所土砂崩れが発生。
そのうち一つが、道路下の土を削っていて、通るのにちょいとスリルを味わう状態になっていたのだ。
それでも、スリルはあるけど、アスファルトがそれ以上崩れることはなさそうだったので、通るのにもそのうち慣れたけど。
↑この状態で1年間。
それが、ようやく工事が終わり