いよいよ、町道の補修が始まる、かもしれない。

昨日の夜、ウチの山に続く道に印がついていた。

こんなヤツ。

この印は、「→ここから、ここまで←」という印だ。

この範囲を、補修するということらしい。

 

少し前に、砥部町役場へ行って、町道の破損個所を書いた地図を持って、補修をお願いしておいた。

もちろん、ほぼ僕一人のために、1.5kmほどの山道を補修するということなのだから、そう簡単には了承してもらえないと思っていたけど、最低でも、大きな穴ぼこくらいはなんとかしてくれるんじゃないかという、淡い期待の元、ダメもとで言ってみたのだった。

 

その後、すぐに大きな穴ぼこは、役場の人がやってくれたようだったが、やはり、小さな穴であっても気になるわけなので、余った生コンで補修したり、足りない部分は、自分で生コンを練って穴埋めをしておいた。

<左端のグレーの部分。こんな感じで、10箇所程度>

これをやったことで、だいぶ走りやすくなった。

と言っても、Jくん(軽バン)の場合は、道路脇の穴など、簡単に避けられるので、どうということはなかったのだが、走りやすくなったのはカレヤン(ポルシェ911)のことである。

 

カレヤンは、道路脇の穴を避けることができない。

避けて通れば、崖に落ちたり、ボディー側面を擦ったりしてしまうからだ。

なので、穴ぼこにドカン!と落ちるしかなかった。

それが、穴に落ちなくなっただけでも、相当よくなったのだ。

 

しかし、町道の補修が始まれば、僕がやった穴埋めも無意味になる。

そのまま、何もしないで待っていても、町道の補修はやってもらえたのだから。

だが、僕は46年間生きてきて、僕の中に一つの教訓があるのだ。

 

それは「どんなに無意味だと思っていても、それでも、前に進むのだ!」ということ。

今回の道の補修もそうだ。

役場にお願いに行った時に「区長さんから依頼書を書いてもらえれば、予算がつけられる」と言われて、区長さんに頼んだところすんなりOK!さらに、役場の方でもすでに書類を用意してくれてあったとのことなのだ。

ってことは、かなりの高確率で、町道の補修をやってもらえることになっていたのである。

 

僕は、それがわかっていながら、自分で穴埋めをした。

それは、今までの人生でも、こうした無駄なことがたくさんあったけど、無駄だと思ってやらなかったこともたくさんある。

そして結果は、やらなかった時は、いつまで経っても前に事が進まなかったのだ。不思議なことに。

で、無駄だと思いながらも、自ら前に進むと、周りも動き出して、前に事が進むという経験を何度もしてきたのである。

 

そんなわけで、もしも、僕が何もしていなかったら・・・

もしかしたら、町道の補修はされなかったかもしれない。

または、もっと、ずっと先の話だったかもしれない。

それか、カレヤンのタイヤやホイール、サスペンションに不具合が生じて、生コン代よりもはるかに高額な修理費が必要になったかもしれない。

もしもし、もしもの話は、キリがないけども、とにかく言えることは「どんな状況でも、前に進む」ということである。

 

 

via Mark な 人生
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