僕の東京時代は、約20年。
その間、ランチは、ほとんど外食だった。
20年もランチを外食していると、それが安いとか高いとかという基準は、東京の中だけで決められてくる。
20年のうち12年を港区青山で過ごした。
青山のランチは、まったく安いとは言えない。
とは言え、お弁当なら850円、お店で食べるなら1,000円と行ったところが相場だっただろうか。
しかし、東京の中でも、サラリーマンが多い地域では、ランチはもっと安い。
今回の東京には、3日間滞在した。
1日目のランチは、高級フレンチレストラン『レフェルベソンス』で。
レフェルベソンスは、食べログでは全体の6位、フレンチの中では3位、その中でもランチ営業をしているフレンチでは1位である。
僕は、お酒を飲まないので、夜に外食はしない。
なので、高級フレンチであっても、ほとんどランチしかしないのだ。
今回は、社員のみんなでランチミーティングと称し行ってきた。
ペアリングワインを含めて1人あたり20,000円
実際、この価格で、あのクオリティーを味わえるというのは、とてもお得だと思う。
とは言え、この記事のメインではないので、この話題はこの辺で。
メインは、2日目のランチ。
赤坂の歯医者さんへ行ってから、赤坂の繁華街を通り青山通りへ抜け、青山一丁目へと向かう途中『俺のフレンチ・イタリアン』を見つけた。
外から中を伺うと、みんなデカイサラダを食べている。
「サラダランチなのか?」と思ってみると、サラダの他にパスタもテーブルに乗っているのが見える。
「セットのサラダの割にデカイなぁ」と思い、入り口に回ってランチメニューを見ると・・・
えっ、1,000円?
あのサラダに、パスタが付いてて1,000円とは安い。
さらに、消費税込みだと。
これは、ここでランチは決まりだってことで入ってみた。
ちょうど、うまいピッツァが食べたいと思っていたので、ピッツァを選んだのだが、うまいピッツァではなかったのは残念。
それでも、この内容で1,000円というのは、コスパめっちゃいい。
ちなみに、プレミアム食パンを味わったのはココ。
サラダの上にあるのがそれだ。
俺のフレンチ・イタリアンを後にし、飲食店のランチの看板を見て回ったのだが、やっぱり東京のランチは、めちゃめちゃ安い。
競争が激しく、回転が早く、客数が多いので、利幅を取らなくてもいいのだろう。
僕は、愛媛に来た際、ランチはもとより、物価の高さに驚いていたのを思い出す。
今では、ランチはほとんどしない。
インドカレーを食べに、エベレストフードへ行くくらい。価格は700円程度。
物価が高いと思っていたのは、東京時代には、旬だろうと、山地が遠かろうと、ほとんど気にしたことがなかったのだが、愛媛に来てからは、地元産で、旬のものはめっぽうやすく、そうでないものは高いということを学んだ。
ってことで、やはり、東京は安かった。