パーキングランプ、初めて知った。
ライトスイッチを右に回すと、ポイントランプが点き、もう一段階右に回すとライトが点灯するのだが、中央のOFFの位置よりも左に回したことがなかった。
左側に、なにやら書いてあるのは、なんとなく知っていたのだが、特に必要な場面もなかったし、なんのことやら?という感じだったので、気にしてもいなかった。
しかし、それを知ることになったのは、先日の、石鎚山へ行った時のことだ。
途中、霧が濃くなってきてフォグランプを点けた。
フォグランプは、ライトスイッチを引っ張ると点灯する。
そして、駐車場に着きフォグランプを消したのだが、その時、押し込むだけでよかったものを、通常のライトを消す癖で、そのまま左に回してしまっていたのだ。
通常のライトの操作の時は、スイッチOFFの中央の位置から左へは回らない。
ライトスイッチを引き上げた状態、フォグ点灯時にしか左へ回らないようになっていたのだ。
車を降りても、そのことに気がつかずに、そのまま登山へ向かった。
気が付いたのは、戻ってきてから。
車を見ると、片方のストップランプだけが点灯していた。
<上の写真は、帰ってきてから実験>
「ありゃりゃ、点けっぱなしだった!」そう思い、ライトスイッチに手を伸ばした時に気が付いた。
いつもの位置とは違って、左に回っていることに。
右に一つ回してみると、右のストップランプが点灯する。
それで、初めて気が付いた「これは、パーキングランプなのかぁ」と。
たぶん、日本車には付いていない。
霧が濃い時に、道の脇に車を停車させた際に、後続車に知らせるための機能なのだろう。
エンジンがかかっている時は点灯せず、エンジンを切った状態で点灯するようになっているのだ。
左側通行の時でも、右側通行の時でも、必要な側を点灯できるようになっている。
さらに、バッテリーの消費を最小限にするために、片方だけを点灯させるということも考えられているのだろう。
カレヤンに乗って、もう7年が経つというのに、初めて知ったよ。
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